神奈川県茅ケ崎市の動物病院です。 動物医療、トリミング、日々の出来事など**
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内視鏡講習会
2016年10月28日 (金) | 編集 |
先日神奈川県獣医師会の内視鏡講習会に参加しました。講師は以前大学病院でお世話になっていた内科教授です。随分前にメーカーのトレーニングセンターで内視鏡の実習を受けたことがありましたが、実際に麻酔を行なう実践的な物でした。最近は簡単に麻酔実習を行なうことはできないので、実際の胃から型どった模型相手です。ですがメーカーの協力で内視鏡は本物です。しかしこの模型よくできていて、胃の構造と十二指腸の位置関係がよくわかります。じーっと見たり写真を撮っていたら、メーカーの人が「ご購入頂けますよ!!」とのこと、聞けばウン10万円!!・・・汗。順番が回って来て内視鏡で内部も見せていただき終了。内部もリアルに再現されていて感心。最新の内視鏡は細系(5ミリ以下)と太系(10ミリ以下)両方装備してウン100万ですって。今日はウンが多い。
胃1_convert_20161028082524

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異物誤飲
2016年10月09日 (日) | 編集 |
先月は異物の誤飲が多い月でした。異物内容にもよりますが、まずは催吐を試み異物を吐ければ終了ですが、出ない場合が問題です。当院では内視鏡の提案を致しますが、内視鏡には麻酔か必要ですし、内視鏡が無ければ開腹手術になります。ちなみに内視鏡で異物除去ができない場合は当院でも手術の選択となります。

異物1はアイスの棒です。飼い主さんが食べようと置いていたら、丸ごと食べられてしまいました。すぐに来られたので、まずは催吐を行ないましたが反応なし。やむなく内視鏡に進みました。
パルム1_convert_20160918093637
このアイス飼い主さんが後で買って来てくださったのですが、胃の中でつっかえ棒の様に横断しており、なかなかの強敵でした。
パルム2_convert_20160918093706
棒が出れば終わりなんですが、危うく開腹になる所でした。

異物2は数日前から吐き続けている猫で、舌に糸が引っかかり食道から胃の中を通り大腸付近まで達していました。この場合は催吐も内視鏡もNGです。ご了解を頂き開腹しました。
猫異物2_convert_20161009110206
糸は無事出ましたが、数日の食欲廃絶と手術後の絶食が必要だったため、末梢静脈栄養(PPN)を行ないました。猫にとって絶食は他の病気の原因になりかねないからです。
猫異物1_convert_20161009110137
ダブルのラインで少し大変ですが、徐々に回復しました。

異物3はとうとう来たか。と、恐れていたボタン電池の誤飲でした。以前ブログで書きましたが、ボタン電池は粘膜と反応して重大な障害を起こします。小児がボタン電池の誤飲で死亡事例も出ている事を書きましたが、とうとう来てしまいました。しかし電池は良く写りますね・・・どこにあるか分かりやすい・・・。
ボタン電池_convert_20161009111516
提携している中毒センターや電池のメーカーに問い合わせをし情報を収集。なんと催吐は禁忌(やってはいけない)との事。現場の判断もあるのですが、推奨治療は電池の破損を内視鏡で確認して、食べ物と一緒に自然排泄、ってねぇ。いろいろやって無事排泄。ほん犬はけろっとしてましたけど・・・・。

この異物は当院の1週間で起きた事なので、先月は異物週間でした。ホントいろいろありますね・・・。



内視鏡症例
2015年03月22日 (日) | 編集 |
今日の午前中の診療後、午後から緊急で内視鏡検査となりました。この子は3日前から吐き続けていて、飼い主さんは4日前に初めて食べた骨付きジャーキーが原因だと考えていました。骨っていろいろ問題になりそうなんですが、お腹(胃内)に入ると、意外と問題にならない事も多く、なかなか原因がつかめませんでした。昨日より吐物に血が混ざる様になり、内視鏡の検査を承諾頂き検査となりました。

高原2_convert_20150322170650
胃内にあったのは、どーもビニールの様でした。一部十二指腸へ入っていましたが、大きな問題なく取り出し成功。

高原4JPG_convert_20150322175554
飼い主さんはスーパーの薄いビニールかも知れない、と言っていました。遊んでいた様子はなかった様ですが、食品の臭いが付着していると食べてしまうかもしれません。

高原3_convert_20150322170711
日曜日の当番先生と内視鏡検査処置無事終了。お腹を切らないで済んで良かったですね。薄いビニールでも皆さん気を付けてくださいね。

高原1_convert_20150322170630
いつもの様に、ひとり後片付けです。今日はBluetoothの無線スピーカーを持ち込み、You Tubeで音楽再生しながら片付けます。これ結構スグレモノです。勝手にいろいろ再生してくれて、AKBとか世界のナントカとか仕事はかどるなー。相変わらず地味な作業ですが、最近片付けも早くなったかな。





内視鏡のメンテナンス
2014年03月02日 (日) | 編集 |
今日は午後から昨日の内視鏡検査のメンテナンス(後片付け)です。なかなか検査した後すぐにやる気にならない面倒な作業です。二階の内視鏡や麻酔の歯石処置を行なう処置室は器具が散乱したままです。ああじゃない、こうじゃないとグズグスやって、半日かがりです(テキパキやる人はそんなにかかりませんけどね)。
タロ内視鏡1_convert_20140302182014

先ず内視鏡を光源から外し、シンクにもって行き全体をじゃぶじゃぶ洗います。空気や水を通す穴をチャンネルと言いますが、各チャンネルに煙突掃除みたいなブラシを通して・・・。
タロ内視鏡2_convert_20140302182040

専用のバットに適当な温水と、タンパク分解酵素入りの洗剤にどっぷり浸けて、再びチャンネルを専用器具を装着してシリンジで洗います。
タロ内視鏡3_convert_20140302182123

ざっと流してから本体に接続して、チャンネルの消毒をしてから乾燥させます(いつも全身ビチャビチャになるので、使い捨てのビニールエプロンをしてやっています)。
タロ内視鏡4_convert_20140302182150

この作業、ヒトの病院や大学病院(動物)では、小さい洗濯機みたいな内視鏡洗浄機に入れて終了なんですけどね・・・。器機のメンテナンスは面倒なんですが、トラブルを避けるためには止む終えません。これも私の仕事の一つなんです。日曜の午後はこれでおしまい!!おつかれさま。
内視鏡症例
2010年04月25日 (日) | 編集 |
昨日内視鏡で異物摘出の治療を行いましたのでご報告します。

今回のケースはMダックスで、飼い主さんが少し目をはなしたスキに、棒の付いたままのアイスを飲み込んでしまいました。
すぐにご来院頂き催吐処置(薬で嘔吐をさせる処置)を行いましたが棒は出てきませんでした。
飼い主さんとご相談の上、麻酔のご了解をいただき内視鏡処置となりました(動物の内視鏡処置は麻酔が必要になります)。
なかなか取り出せませんでしたが、アイスの棒だけ無事摘出し一日入院をして元気に退院しました。
簡単に内視鏡で取り出せない異物もありますが、通常催吐処置で出ない異物の場合、開腹手術の適応となります。
内視鏡も開腹手術も麻酔のリスクはありますが、内視鏡処置は手術の必要がないという点では負担の少ない治療として優れていると思います。とにかく無事に取り出せて良かったのですが、何によりも異物を食べさせない事が一番かもしれません。
皆さんも気を付けてください(院長)。
      
kiszai1.jpg


<取り出したアイスの棒(左)>
ice.jpg

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