FC2ブログ
神奈川県茅ケ崎市の動物病院です。 動物医療、トリミング、日々の出来事など**
ノギのお話2
2011年12月25日 (日) | 編集 |
先日ノギのお話をしたばかりでしたが、今日は耳の中にノギが入ってしまった子が来院されたのでご報告いたします。この子は昨日より急に首を振るとの事。耳鏡で耳の中を確認した所、ノギのしっぽ?らしき物が確認されました。早速洗浄を何度か行いましたが、ノギのカエシでなかなか出てきません。少々危険も伴いますが直接細い鉗子でつまみ出す事にしました。これで取り出せなかったら麻酔が必要かもしれません。飼い主さんにも協力していただいて、元気いっぱいのゴールデンをみんなで押さえてじっとしてもらい、何とか取り出せました。以前も書きましたが、このノギは先端の尖った方からどんどん奥の方へ進んで行き、かえしのために自然には出てこない厄介者です。前回は皮膚でしたが、今回は耳の中でした。過去には眼の中に入っていたケースもありました。なかなか治らない皮膚炎や外耳炎、結膜炎がこういった原因の事もあります。犬は草むらが好きですが、少し注意した方が良いかもしれません。麻酔を使わなくて良かったですね。(院長)

取り出したノギ
PC250559_convert_20111225150557.jpg

使用した鉗子
PC250560_convert_20111225150618.jpg

専用の器具ではありませんが、数ミリの中まで入る事ができます。細いタイプの物は曲げる事も可能で、小さな異物には威力を発揮します。
PC250554_convert_20111225150536.jpg

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック