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神奈川県茅ケ崎市の動物病院です。 動物医療、トリミング、日々の出来事など**
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異物誤飲
2016年10月09日 (日) | 編集 |
先月は異物の誤飲が多い月でした。異物内容にもよりますが、まずは催吐を試み異物を吐ければ終了ですが、出ない場合が問題です。当院では内視鏡の提案を致しますが、内視鏡には麻酔か必要ですし、内視鏡が無ければ開腹手術になります。ちなみに内視鏡で異物除去ができない場合は当院でも手術の選択となります。

異物1はアイスの棒です。飼い主さんが食べようと置いていたら、丸ごと食べられてしまいました。すぐに来られたので、まずは催吐を行ないましたが反応なし。やむなく内視鏡に進みました。
パルム1_convert_20160918093637
このアイス飼い主さんが後で買って来てくださったのですが、胃の中でつっかえ棒の様に横断しており、なかなかの強敵でした。
パルム2_convert_20160918093706
棒が出れば終わりなんですが、危うく開腹になる所でした。

異物2は数日前から吐き続けている猫で、舌に糸が引っかかり食道から胃の中を通り大腸付近まで達していました。この場合は催吐も内視鏡もNGです。ご了解を頂き開腹しました。
猫異物2_convert_20161009110206
糸は無事出ましたが、数日の食欲廃絶と手術後の絶食が必要だったため、末梢静脈栄養(PPN)を行ないました。猫にとって絶食は他の病気の原因になりかねないからです。
猫異物1_convert_20161009110137
ダブルのラインで少し大変ですが、徐々に回復しました。

異物3はとうとう来たか。と、恐れていたボタン電池の誤飲でした。以前ブログで書きましたが、ボタン電池は粘膜と反応して重大な障害を起こします。小児がボタン電池の誤飲で死亡事例も出ている事を書きましたが、とうとう来てしまいました。しかし電池は良く写りますね・・・どこにあるか分かりやすい・・・。
ボタン電池_convert_20161009111516
提携している中毒センターや電池のメーカーに問い合わせをし情報を収集。なんと催吐は禁忌(やってはいけない)との事。現場の判断もあるのですが、推奨治療は電池の破損を内視鏡で確認して、食べ物と一緒に自然排泄、ってねぇ。いろいろやって無事排泄。ほん犬はけろっとしてましたけど・・・・。

この異物は当院の1週間で起きた事なので、先月は異物週間でした。ホントいろいろありますね・・・。



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